12月04日 [日記]
12月4日
今日は、形成外科に行って来ました。
目の方は、やはり左目の筋力が、弱く再度手術すれば、治るかもしれないそうですが、治らない可能性の方が高いそうなので手術は、しないことにしました。
ただ手術後、太陽の光が眩しくなりました。
異常が、ある可能性もあるので、明日眼科に行ってきます。
今日は、形成外科に行って来ました。
目の方は、やはり左目の筋力が、弱く再度手術すれば、治るかもしれないそうですが、治らない可能性の方が高いそうなので手術は、しないことにしました。
ただ手術後、太陽の光が眩しくなりました。
異常が、ある可能性もあるので、明日眼科に行ってきます。
ギフト(小説) [ギフト(小説)]
2012年12月04日
仕事の内容は、こうだ。
連続婦女暴行殺人事件の犯人の確保。
もちろん生きた状態でだ。
被害者は、15人、14歳から28歳の女の子たち。
性的暴行の跡が残っていて、みんな首に歯形が残っており、少し血を抜かれた跡があった。
死因は、失血死ではなく暴行によるショック死だ。
これは、間違いなく能力者の仕業だろう。
啓司の部署は、総合科学班。
インターポールに所属していて現在は日本に在住し捜査している。
総合科学班とはギフト能力者の管理及びその犯罪者を捕まえることを主にしている。
ギフト能力者には大きく分けて二つある。
一つは、アンゲロスと呼ばれ、不幸な経験をしたり何かを失った、あるいは奪われたときに神様にギフト能力を得た人のことを指す。
まぁ、神様が本当にいるかどうかは俺にはわからない。
そして、もう一つは、ルシファー。
故意に何かを失って何かの方法で、能力を手に入れた人たちのこと。
研究や犯罪などによく使われるのもこちらの方だ。
アンゲロスのほとんどが、自分が能力者であることを隠したがる。
ルシファーだと思われるのが怖いからだ。
だけど、俺は隠さない。
というか隠す必要がなかった。
ゲーム内で手に入れたアイテムをこちらの世界に持ってきても所詮は玩具だ。
魔法も持ってきても、この世にはMPというものが存在しない。
だから、魔法も使えない。
便利なようで不便なこの能力。
使い方を覚えたのは高校の時になってからだ……
「亜金、仕事中だぞ。
何をぼーっとしている」
「ああ、少し事件のことを頭の中で整理していたんだ」
「整理はできたか?」
「今回の事件、たぶんルシファーだな」
「そうだな……」
「たぶん、女の子の血は、代価だな。
何かを手に入れる為のな……」
「そうだろうな。
だが、血を全部吸わない理由がわからん」
「それは人間だからな。
ある程度血を吸えば、腹いっぱいになる」
「そんなものか?」
「問題なのは、どんな能力を持っているかだな。
他人の血を代価にギフト能力を使っているとなると非常に厄介。
力はドンドン膨れ上がるだろう」
「そうだな。
早めに対処しないと事件の被害が大きくなる」
俺の携帯が鳴る。
啓司からだ。
「はい、詩空です」
「亜金、事件だ」
これが、この事件の始まりの1歩だった。
仕事の内容は、こうだ。
連続婦女暴行殺人事件の犯人の確保。
もちろん生きた状態でだ。
被害者は、15人、14歳から28歳の女の子たち。
性的暴行の跡が残っていて、みんな首に歯形が残っており、少し血を抜かれた跡があった。
死因は、失血死ではなく暴行によるショック死だ。
これは、間違いなく能力者の仕業だろう。
啓司の部署は、総合科学班。
インターポールに所属していて現在は日本に在住し捜査している。
総合科学班とはギフト能力者の管理及びその犯罪者を捕まえることを主にしている。
ギフト能力者には大きく分けて二つある。
一つは、アンゲロスと呼ばれ、不幸な経験をしたり何かを失った、あるいは奪われたときに神様にギフト能力を得た人のことを指す。
まぁ、神様が本当にいるかどうかは俺にはわからない。
そして、もう一つは、ルシファー。
故意に何かを失って何かの方法で、能力を手に入れた人たちのこと。
研究や犯罪などによく使われるのもこちらの方だ。
アンゲロスのほとんどが、自分が能力者であることを隠したがる。
ルシファーだと思われるのが怖いからだ。
だけど、俺は隠さない。
というか隠す必要がなかった。
ゲーム内で手に入れたアイテムをこちらの世界に持ってきても所詮は玩具だ。
魔法も持ってきても、この世にはMPというものが存在しない。
だから、魔法も使えない。
便利なようで不便なこの能力。
使い方を覚えたのは高校の時になってからだ……
「亜金、仕事中だぞ。
何をぼーっとしている」
「ああ、少し事件のことを頭の中で整理していたんだ」
「整理はできたか?」
「今回の事件、たぶんルシファーだな」
「そうだな……」
「たぶん、女の子の血は、代価だな。
何かを手に入れる為のな……」
「そうだろうな。
だが、血を全部吸わない理由がわからん」
「それは人間だからな。
ある程度血を吸えば、腹いっぱいになる」
「そんなものか?」
「問題なのは、どんな能力を持っているかだな。
他人の血を代価にギフト能力を使っているとなると非常に厄介。
力はドンドン膨れ上がるだろう」
「そうだな。
早めに対処しないと事件の被害が大きくなる」
俺の携帯が鳴る。
啓司からだ。
「はい、詩空です」
「亜金、事件だ」
これが、この事件の始まりの1歩だった。