スリーカード！

7が3つそろってスリーカード。


でも、振り込まれてない。


よく見ると11日から配布らしい。


テンション上がったり下がったり……


今日の運を少し使い果たした気がする……


でも、この垢、魔法系なんだよね。


名前からしてこの防具、攻撃系のような気がする……


HPが欲しいから魅力系がいいなぁー

タグ：トリスタ トリックスター ザ・クラブベスト

ギフト（小説）

2012年12月08日


俺は、滅多に外に出ない。
特に今日みたいな風が強く寒い日は……
そして、何故だろう？
こういう風の強い日に限ってミニスカートをはいた女の子がいない。
ミニスカートじゃないと見れるものも見れないじゃないか……


俺は、そんなことを考えつつ周りの女の子を見る。


「亜金、今日はそんなことをするためにここに来たんじゃないだろう？」


玉藻が、冷たい口調で言い放つ。


「そうだけど、そうじゃない」

「何が違うんだ？」

「ほれ、あの男……」

「男？
　お前、モテないからと言ってそっちに走るのか？」

「走らない。
　よく見てみろ。
　あの男、色んな女の子をニタニタ笑いながら見ている」

「お前と一緒だな」

「……泣くぞ？」

「泣きたければ泣けばいい」

「……あの男の雰囲気が、普通のナンパ男とは違う感じがする」

「ナンパ出来ないナンパ男だからわかる勘か？」

「違う。
　ニュータイプの勘だ」


玉藻の口調がさらに冷たくなる。


「痛い発言だな」

「茶化さないで……」

「わかった。
　真面目に話を聞こうじゃないか」


玉藻の口調が少し優しくなる。


「あの男は、可愛い女の子や綺麗な女の子を見ている時よりも、か弱そうな女の子を見ている時の方が嬉しそうなんだ」

「そう言うのが好きだという可能性は？」

「まぁ、その線も捨てきれないけれど……
　なんか、そういうのとは違うんだ……」

「ほう……
　お前の勘を信じるとして、どうやって聞く？
　『連続婦女暴行事件の犯人ですか？』と聞いて『はいそうです』と答えるバカは、いないぞ」

「現行前現行犯逮捕しかないだろうね」

「誰かが犠牲になるのを待つってのか？」

「犠牲になる前に女の子を逃がすんだ。
　そしたら、俺の男としての魅力もアップすると思わないか？」

「ならないんじゃないか？」

「え？」

「だって、逃げたら誰が助けてくれたかなんてわからないじゃないか」

「……ソウダネ」


俺は、犯人っぽい男の監視を続けた。