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ギフト(小説) [ギフト(小説)]

2012年12月1日


 むかーし。
 むかし。

 人々は戦争により大きなものを沢山失いました。
 それを哀れに思った神様は、失ったモノの代わりに力を与えました。


 人は、言いました。
 そのプレゼントのことを“ギフト”と……



何気なく見ていた番組を見て亜金はため息をつく。


「ギフトねぇ~~
 そういえば、玉藻。
 今回の事件のほうは、どうなった?」


亜金は、傍にいたメイドに尋ねる。


「連続放火魔事件のことか?」

「ああ」

「犯人は、まだ捕まってはいない。
 戸津川刑事も、これには手を焼いているようだ」

「記事になるかな?」

「さぁ?」


玉藻は、首をかしげる。


「少しは考えてくれよ……
 俺も今月は金欠なんだぞ?」

「それは、知らん」

「なんだよー
 お前、メイドだろー?」

「いいか?
 よく聞け、亜金。
 私は、亜金の祖父である今は亡き国蔵さまに雇われたメイドであり、亜金の専属メイドではない。
 だから、私はお前の世話はしても、仕事には一切かかわらない」

「……ケチ」

「ケチじゃない。
 仕事だ……」


玉藻は、そう言って胸を張る。


「いいもん。
 俺は、ゲームに現実逃避する」


亜金は、頬を膨らませて席を立つ。


「マテ。
 仕事しろ、金欠なんだろ?」

「これは、能力開発の為だ。
 今日は、スパロボMXの2週目をクリア出来そうなんだ。
 俺は、今日こそは、ATフィールドをマスターするぞ!」

「お前、犯罪関係のライターじゃなくゲームの攻略データのライターの方をやったらどうなんだ?
 そっちの方が向いているだろう?」

「それだと父さんや母さんを殺した犯人を捕まえれなくなる」

「だったら刑事になればよかったじゃないのか?」

「体力試験で落ちたのは知ってるよな?」

「だったら探偵とか……」

「探偵する程、頭はよくない」

「別に謎解きばかりが探偵の仕事じゃないだろ?」

「まぁ、いいじゃないか。
 ATフィールドはきっと役に立つ」

「……まぁ、私は何も言わない。
 好きにしろ」


玉藻がため息をつく。
俺は、心の中でガッツポーズをする。
とりあえずは、能力アップという名の現実逃避をしよう。
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シュリーノマリナが出ない…… [トリックスター]

シェリーノマリナが出ない……


狐さんで完全電球で、火山ダンジョンで30分掘って出た数1個……

火山で30分掘った結果1個……


ジュエリオのミッションのクエを受けて補正はあるはずなのですが……


ただ単にリアルラックが無いだけなのでしょうか……


昔は、これほど出にくかったイメージはないのですが……

どうなんでしょうね……?

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