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かみさまのにっき [かみさまのにっき]

12月29日


大変なことが、判明した。
学校というモノが、年末年始の休みに入ったらしい。

神の世界は、24時間営業で、休みなどないと言うのに……


人間の癖に生意気な!


こんな時は、下僕を呼ぶことにしよう。

余は、携帯を取り出し下僕に電話をかける。


「もしもし?
 どなたですか?」


下僕は、とても不思議そうに尋ねた。

「……」

「あのー
 どちらさまですか?」

「はぁ、余は、残念だぞ。
 無い乳娘。下僕の癖に余の声を聴いてもわからぬとは……」

「え?その声は……
 神様?ってか、声を出してくれないとわかんないよー」

「雰囲気でわかるモノじゃないのか?」

「電話だから、喋ってくれないと雰囲気とかあんまわかんないもん!」

「そうなのか?」

「うん!
 と言うか、どうして電話番号知っているの?」

「余の携帯は、全ての国民の電話番号を把握しておる」

「へ、へぇ……」

「信じてないだろ?」

「そ、そんなことないよ」


真由が、慌てているのが、声でわかった。


「ホントか?」

「そ、それより私に何か用があるのかな?」

「いや、暇だからな。
 遊んでもらおうと電話を掛けた。
 余を満足させるのも下僕の務めだぞ?」

「私の存在って、神様にとって下僕なのかな?」

「ん?
 それが、どうかしたか?」

「うんん」


真由の声に元気がなくなる。


「む?何か悩み事か?余に話してみるがいい」

「なんにもないよ。
 そだ、神様暇なの?」

「ああ。余は、暇をもてあそんでいる」

「だったら、手伝って」

「む?
 私の家、神社をやっているんだけど……
 掃除が大変なんだ」


神が、神社の掃除か……
まぁ、当たり前のようで何か不自然だが……


「わかった。
 余に任せろ」


余は、快く承諾した。


※この物語は、フィクションです。

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本年度の病院は終了しました。 [ニート脱出大作戦!Σ]

12月29日


今日は、火傷の処置のため、病院に来ています。

寝坊して少し遅めの時間に行ったのですが、もう呼ばれました。


今日の病院は、空いています。

火傷は、だいぶん回復しているみたいです。


良かった。

次の診察は、1月4日です。


1月入ったら就活もがんばろう。


かみさまのにっき [かみさまのにっき]

12月28日


流石に年末。
少し寒いが、余には効かん!


余は、とりあえず学校に向かった。

学校の校門は、閉まっていた。

うむ、暇だな。
クラブもやっていないのか……


余は、ため息をついてその場を離れようとすると、亜金がいた。


「今日は、イジメられていないか?」

「え?」

「あの不良どもにイジメられていないか?」

「今は、大丈夫だよ。
 呼び出しもないし……」

「そうか……」


ヤツらには、地獄の光景を見せた。
地獄の苦しみも気が狂わない程度に与えた。


「大主君は、アイツらになにをやったの?」

「地獄の苦しみを味わってもらった。
 そんなに難しいことじゃないぞ?」

「よくわかんないけど……
 俺には、出来そうもないや」

「うむ!」

「大主君は神族なの?」

「余は、神だ!
 神族とは、生まれながらに10の呪いを受けた聖なるモノのことを言う。
 余の呪いは、999は、余裕で超えているな……」

「凄いね……」

「主は、いくつなのだ?」

「俺の呪いは、“人に愛されないこと”と“一緒にいるとやる気がでない”の二つつかな」

「そうか……
 それは、つらいな……」


余が、そう言うと亜金は、辛そうに笑った。


「大丈夫。
 人に愛されなくても生きていけるから……」

「まぁ、お主は、レベルが低いから、一般人レベルのヤツにはその呪いは効かんから、そう卑下にすることはなくていいぞ」

「そうなの?」

「何故かは、わからぬが、余達のクラスには、レベルの高いモノが多い。
 主をイジメていたヤツは、レベルが低いからの、主をイジメていたのだろう」


余は、満足げに笑った。


「亜金、こんなところに居たのか……」


そう言って現れたのは、玉藻だった。


「なんだ、乳ナースか……」

「なんだ?
 もしかして、亜金をイジメていたのか?」


玉藻が、余を睨む。


「違うよ。
 この間、助けてくれた人だよ」

「そうか……
 疑ってすまない」


玉藻は、そう言って会釈した。
そして、二人は、その場を離れた。
うむ。余は、暇になったぞ……


※この物語は、フィクションです。

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病院 [ニート脱出大作戦!Σ]

12月28日


今日も病院へ……


咳については、何も触れられなかった。

でも、だいぶんマシになったので、いいとしよう。


病院は、明日まで……


今日は、ガーゼとお薬を貰って終わりかな??

今日は、少しついている。


8番目の診察だったけど、3番以降の人が、診察券だけを出して、家に帰ったらしく、すぐに呼ばれた。


今は、会計待ち。




火傷の方も大分回復しているらしいし……


そろそろ俺が、湯舟に入れる日も近いのか??


……。


少なくても1月4日までは、入れないけど……


かみさまのにっき [かみさまのにっき]

12月27日


冬休み。
学生たちは、喜び遊びほうける。
だが!

余は、暇は嫌いなのだ。


冬休みの課題など、余にかかれば、1日で終わった!

なにせ、余は、4000年以上生きている。
そして、すべての歴史も見ている。


歴史なんてすべて覚えているし、余は、全ての言語をマスターしている。
興味深いのは、理科だ。
神の世の錬金術に近いが、それも原始的なモノで、新鮮感があった。
古文は、懐かしみもあったものの、実際のそれとは、少違和感。
数学もちょちょくらさっさだった。
神族の計算学の方が、遥かに難しい……


まぁ、面白いことには変わりはないが余は退屈である。


余は、退屈凌ぎに街に来た。


街は、クリスマスモードから正月モードへの変更しつつある。

イルミネーションは微妙に残っているのだが……

今は、朝だ……

明るいので、光っていない。

とりあえず、学校に行くか……
部活動とやらがあるかもしれない……


余が、学校に向かおうとすると、亜金と例の不良3人がいた。


不良たちは、寄ってたかって亜金を殴っていた。

不良どもは、また亜金をイジメるのか……?
亜金は、お前たちを殺すのを堪えたのだぞ?


世の中で何かがふつふつと湧き出る。


「お前は、見ているとやる気が出ないんだよ!!」


イジメるやる気は、あるではないか……
不良の一人が、倒れている亜金を踏みつけよとした瞬間。

余は、その不良一人を蹴り飛ばした。


「また、お前か!」

「主たちには、少し地獄というモノを見せた方がいいようだな」


余は、ゆっくりと不良たちを頭に気を送った。
すると、不良たちは、のた打ち回り苦しみだす。


「大主君、な、なにをしたの?」

「今、地獄を見せている」

「もしかして、大主君も悪魔なの?」

「違う!神だ!」

「……神?」

「余は、頷いた」

「というか、お主の力があれば、こやつらなど、他愛もないだろ?」

「そうだけど……
 それをやってしまうと人間になれない気がするから……
 でも、もう限界だった。大主君に止めてもらわなければ、僕はきっとこいつらを……」


悪魔なのに人間になりたいか……
亜金は、不思議なことをいうのだな。


※この物語は、フィクションです。


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