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かみさまのにっき [かみさまのにっき]

12月19日


ふと余は思ったことがある。

その疑問を教室にて、本を読んでいる万桜にぶつけてみた。


「万桜よ」

「何よ?」

「この学校には、試験というモノはないのか?」

「何寝ぼけているの?
 試験は、今日からよ。
 他の学校から比べてみれば遅いんだけどね……
 まぁ、その辺は、特別な学校だから仕方がないわよ」

「うむ……」

「どうしたの?」

「テスト勉強してない……」

「追試を受ければ、留年は逃れると思うけど……」

「追試?」

「冬休みに学校に来て勉強するのよ」

「うむ!
 冬休みにも学校に来れるのか!
 それは、いいことだな!」

「アンタ、やっぱ変わってるわ……」


万桜がため息をついた。


「おい!
 何とか言えよ!」


不良達が、また亜金を絡んでいる。
万桜が、不良達を睨む。


「主達よ。
 また亜金をイジメているのか?」


余が、不良達に話しかける。


「また、お前か!」

「主らは、いったい亜金のどこが気に入らないのだ?」

「コイツ、化けモンみたいじゃないか?」

「そうか?
 余には、立派な人間に見えるが……
 そんな事で、イジメるのか?」

「うっさい!
 イジメられる方にも原因があるんだよ!」


不良Aが、余に拳をぶつけようとしてきた。
しかし、その腕を万桜が竹刀で叩く。


「くそ。
 なんで、コイツは、イジメられているのに味方が、多いんだ!」


不良達は、そう言い残すとその場を逃げるように去った。


「大丈夫か?」

「……」


亜金は、何も答えない。

そして、亜金も逃げるように自分の席に座った。


「……礼くらい言えんのかアイツは」

「人にも色々あるのよ」


万桜は、ため息をつくと自分の席に座り本の続きを読み始めた。


※この物語は、フィクションです。

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病院 [ニート脱出大作戦!Σ]

12月19日

今日も病院へ……

今日は、火傷の処置に来ました。


看護婦さんに処置してもらえるのかな?


と、下心いっぱいで、待っていたら……

男の人でした。


残念!

暫くは、通院した方がいいらしいです。


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