SSブログ

かみさまのにっき [かみさまのにっき]

2月2日


昨日の夜も修行した。
レベルが、少しでも上がってくれているとありがたい。


今日も学校に向かう。


暫く、雫が犯行を行っていないとはいえ校内は、殺人ナースの話題で持ちきりだった。

余は、亜金と万桜とプレさんの4人で屋上で食事を食べていると亜金が小さく呟いた。


「ふと思ったんだけど……」

「なんだ?」

「雫さんのこと警察に任せるのはダメなのかな?」

「ダメよ」


万桜が、小さく返す。


「どうして?」

「まず警察程度の能力では、雫を捕獲することは出来ないわ。
 沢山の殉職者を出すことになる」

「警察には、対能力者部隊とか無いの?」

「アニメじゃないんだから無いと思うわ……」

「……そうなんだ?
 なんか秘密組織があるのだと思っていたけど……」


亜金が、そこまで言うと真由と玉藻が屋上に来た。


「あ、神様、ここに居たんだ」

「真由に玉藻か??
 どうしたんだ?」

「最近、神様、構ってくれないからどうしたのかなって思ったんだけど……
 友達が出来たんだね。よかった……」


そう言う真由の顔は、少し寂しそうだった。


「うむ。
 亜金に友達が出来るなんて珍しいな」


こう言った玉藻の表情は、とても嬉しそうだった。


「えっと……」


亜金は、玉藻への返答に困っている様子だった。


「友達と言うか……同士だな」


余は、そう言って胸を張る。


「同士?」


真由が首を傾げる。


「ま、そんなことより真由ちゃんも玉藻ちゃんも一緒にお昼を食べましょ」


万桜のその一言で、余たちの昼食に2人が加わった。


うむ。


2人女が増えると賑やかになるな。
亜金は、少しおどおどしているが、年頃の男の子と言った感じだ。


※この物語は、フィクションです。


nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:日記・雑感

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。