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かみさまのにっき [かみさまのにっき]

1月14日


今日は、土曜日。

学校は、空いている。

だけど余には、用事がある。

余は、マクドナルドに向かった。

枚方市駅近くのマクドナルドだ。
余が初めて現世で食べたモノだ。


余は、堂々とハッピーセットを2つ頼みポテトを頼む。
1つでは、余の胃を満足させることは出来ないからな。

余は、ハッピーセットを頼むと席に座り2人を待つ。

万桜と亜金だ。


亜金が、万桜よりも先に来た。
ハンバーガーとポテトとカップを乗せたトレイを持っている。


「大主君、早いね」


亜金が、目を丸くさせて驚く。


「主こそ早いではないか。
 30分前だぞ?」

「『用事は、30分前』って、先生から言われ続けているから……」

「うむ!
 いい心がけだぞ」


余は、満足に笑う。


「万桜にも聞かせてやりたいぞ……」


余が、呟くと誰かが余の頭をつつく。


「ぬ?」


余が振り返ると万桜が居た。


「万桜か。
 主にしては、早いじゃないか」

「アンタは、待ち合わせの1時間前に来る性格だからね。
 時間丁度に来たら、待たせると思ってね……」

「そうか。
 いい心がけだぞ」


余は、満足だ。


「で、なんの用なの?」

「美人ナース捕獲大作戦だ」

「美人ナース捕獲大作戦?」


万桜が、首を傾げる。


「明日、美人ナースを捕獲する」

「情報はあるの?」

「神の目を使えば容易いことだ」

「神の目って、一度相手を見なければ使えないんじゃ……」

「……」


余は、万桜から目をそらす。


「バカ……」


万桜の言葉が余の心にズキリと突き刺さる。


「とりあえず。
 飯を食ったら情報を集めるぞ」


※この物語は、フィクションです。

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