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かみさまのにっき [かみさまのにっき]

1月26日


突如現れた、プレさん。
余は、今日の昼休みにプレさんを屋上に呼びだした。
万桜も余についてきた。
万桜もプレさんのことが、気になるらしい。


「寒いんだけど……
 何?」

「主は、どういうつもりだ?」

「どういう意味?」

「主は、伝説の三剣の1人。
 プレゲトンだろ?
 主は、万が一の為に天界で待機しなければ、いけないはず……
 レテやタナトスも、天界で待機しているはずだ」

「今は、その万が一の時期じゃないの?」


プレさんが、真面目な顔で余の方を見る。


「どういうことだ?」

「今の現世は、ピンチじゃない?」

「それは、そうだが……」

「それに、私は、私の使用者を見つけたしね」

「それは、誠か?」

「ちょっと頼りないけどね……
 いや、かなり頼りないわね」

「それって、もしかして、亜金君?」


万桜が、口を開いた。


「流石、魔王の娘の万桜ね。
 勘が、どっかの神の息子よりいいわ」

「……女の勘よ」

「本気で、亜金を所持者として認めたのか?
 亜金には、その素質があったのか?」

「素質は無いわね。
 だけど、その辺の子よりかは、少しある程度……」

「それでは、亜金の魂を削るだけじゃないか!」

「その辺は、大丈夫よ。
 亜金も呪い持ちだから」

「呪い持ち……
 なのか……?」

「ええ。
 呪い持ちは、呪いを受ける代わりに何かを得る。
 それと同時に、私たち“三剣”の呪いを受けない。
 まぁ、私が認めなきゃ剣は使えないけどね」

「そうだが……」

「それにね。あの子は、今までの所持者とは少し違う」

「何が違うのだ?」

「あの子は、私を道具としては扱わない……そんな気がする」

「そこは、認めよう。
 だが、亜金は……」

「貴方のお友達……と言いたいの?」

「そうだ。
 亜金に何かあれば、余は許さないからな」

「わかってる。
 亜金は、三剣の名に懸けて守るわ」


プレさんは、真面目な顔で余の目を見る。


「そうか……
 なら、プレさんを認めよう。
 亜金のサポート、頼むぞ」

「任せなさい♪」


プレさんが、胸を張って言った。


※この物語は、フィクションです。


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1月26日 [ニート脱出大作戦!Σ]

1月26日


昨日、電話があった派遣の仕事は、落ちました。

気を取り直してまた、就活がんばるぞ~~

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